2013年1月9日水曜日

手放す

脳科学の茂木健一郎さんが翻訳した、「脳にいいことだけをやりなさい」という本の中に、「セドナメソッド」というものが、取り上げられている。
いつまでも心に巣食って、「今」を蝕んでいる感情を「手放す」というものだ。

やり方はいたってシンプルで、ただ自分の中でその感情を「今、手放す」と決意するのみ。
一度で離れなくても、何度か繰り返していくことによって、気持ちは永遠に離れていく。手にしたペンを床に落とすように。

似た様な事を書いた本はたくさんあって、この本の著者自身も マーシー・シャイモフ といって、「ザ・シークレット」の中でたびたび登場されていた。

興味深かったのは、そういった精神世界の本を、脳科学の専門家が わざわざ翻訳していたことだ。理論的に、もう説明がつく世界なのだろう、きっと。

私の中にある、もやもやした感情のひとつは、「好きゆえに、嫌い」という なんとも子供じみたものである。手放すべきは、「好き」という感情なのか、「嫌い」という感情なのか?
昨日私は、迷わず「好き」という感情を 手放す事を選んだ。そもそもそれが、根本だから。ただとっとと 全てを手放したかったのだ。
でも、今朝になって、私が手放すべきものは、まずは「嫌い」という感情なのでは?と思いなおした。それでもなお辛ければ、その時に 「好き」という感情 も手放してしまえばいい。

「急がばまわれ」 という言葉が浮かんだ。

消してしまうのは簡単だ。いや、実際はそう簡単ではないかもだけど。でも、作り上げていく事に比べたら、それは一瞬で終わってしまう。

「ホ・ポノオポノ」の世界では、ゼロに還ることを目指す。私は、何も持たないことの自由に憧れる。
だからここにきて、少し矛盾した気分を味わう。でもきっと、考えるだけ無駄 な事なのだと思う。
私はこういうときに、考えるのではなくて 「感じる」 事が、必要なのだということをすでに学んでいる。
私が今手放すべきは、「嫌い」という負の感情なのだろう。気がつけてよかった、と思う。心から。

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