直接的な暴力でなくても、精神的な暴力も、何十年絶っても忘れる事ができないま
ま心に残っていく。
それは痛みとしてではなく、(痛みもあるのかもだけど)虚無として、心のどこかに
座り込んでいる。
飛び交う罵声、ちらばったガラス片、突き刺さった刃物、壁に空いた穴・・・
たとえそれが、暴れる本人に罪のないものだとしても。
逃げ場のない子供にとって、それが家であるという事は、ただの不幸だとしか言え
ないでしょうに?
記憶は、繰り返しやってくる。
自分で望んでその環境に身を置いたのだとしたら、私は何を学ぶために、そこに
産まれてきたのかしら?
答えの出ないものをいつも探している。
誰かに言った事、あったっけ?
同じ匂いのする人がいた。だから、ここにこうして書けたんだよ。
傷ついている小さな自分を抱きしめてあげられるのは、自分しかいないんだもの
ね。
クリーニング、クリーニング。
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